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手形割引の基礎知識

そもそも手形割引とは

手形割引

 手形割引とは、手形割引業者や銀行に手形を裏書譲渡して、満期日前に現金化する事を言います。
 本来であれば手形が振り出されてから実際に入金されるまでには時間がかかりますが、手形割引を利用する事で、すぐに手形を現金化する事が出来ます。
 割引する際には、本来の期日までの金利相当額を割引料として額面から差し引き、残額を受け取ります。

手形について

手形には、大きく分けて2つの種類があります

・約束手形
 振出人が受取人に対し、一定の期日に一定の金額を支払うことを約束する有価証券の事です。
 一般に流通している「手形」のほとんどが、この約束手形です。
 下請代金支払遅延等防止法という法律によって、企業は割引困難な手形を振り出すのを禁じられており、手形の支払期日のサイト(日数)は大体が120日以内となっています。
・為替手形
 本来、振出人が遠隔地の自己の債務者(引受人)に対し、振出人の債権者(受取人)に支払いを委託する手形ですが、現在では手形の振出人が印紙代の節約のため約束手形の代用として振り出すことがあります。
 為替手形を受け取った際には、受取人が振出人欄に署名をし、収入印紙を貼る必要があるのです。
 約束手形に比べると流通量は少ないですが、弊社でも毎月取り扱いがあります。

手形割引とファクタリング・手形貸付・ABLとの違い

 手形割引については、上記の「そもそも手形割引とは」で解説しましたが、並んで聞くことも多い「ファクタリング」、「手形貸付」、「ABL」は、手形割 引とどう違うのでしょうか

ファクタリング

 仕組みが複雑化していたり、単語が独り歩きしている場合も多いですが、売掛債権の買い取りの事を指します。
 手形割引とは違って現物のやり取りがありませんが、手形を介さない取引でも現金化が可能です。
 ただし、ファクタリング業を行う上では特別な認可が必要ない為、法外な手数料を要求してくる悪徳業者が横行しているのも事実です。
 ファクタリングを利用する際には、HP等に記載されている利率だけを基準にせずに、慎重に判断しましょう。

手形貸付(てがたかしつけ)

 「手貸(てがし)」とも呼ばれ、手形を買い取る手形割引と違い、手形を担保にして融資を受けることを指します。
 銀行などの金融機関が、借主から、借主を振出人・貸主を受取人とする約束手形を振出させて、その手形金額に相当する額を貸し付けます。
 この際に使われる手形は商取引に基づくものではなく、手形上の債務者が一人であるため、「単名手形」と呼ばれています。

ABL(売掛先担保融資)

 「アセット・ベースト・レンディング」の略で、売掛債権のみでなく、動産(商品在庫や機械設備)も担保の対象にして受ける融資です。
 不動産を所有していなくても融資を受けられる可能性があります。
 ※手形割引・手形貸付・ABLを行う業者は、ファクタリングと違って必ず貸金業法登録が必要です。
 サービスを利用する前には、必ず正式な登録を行っている業者かどうかに注意し、慎重な業者選びを心がけましょう

割引率の相場はどれくらいなのか

 割引率の相場は、「どこで割引をするか」と「どんな振出人の手形なのか」の2点に大きく左右されます。
 金融機関で手形割引をする場合には、その規模が大きいほど割引の年率は低くなる傾向があります。
 おおむね、以下のような年率の範囲で割引しています。

 メガバンク:1.5 ~3.0%
 地方銀行や信用金庫:3.0 ~5.5%
 手形割引業者:3.0 ~20%

銀行と手形割引業者のどちらで割引したらいいのか

銀行のメリット・デメリット

 銀行の方が優れている点としては、やはり手形割引業者よりも割引率が低い事が第一に挙げられます。
 また、振出人(手形の銘柄)よりもお客様(割引依頼者)の業績を重視して割引率を判断する(手形が不渡りになった場合のための返済能力を重視する)ので、手形ごとに割引率が変動しない事もメリットと言えます。
 逆に業績があまり良くない場合や、立ち上げたばかりで銀行との取引が長くない場合には、割引を断られてしまうケースもあり、また多くの場合、実際の資金化までに数日程度時間がかかるパターンがほとんどです。
 「手形を即日現金化したい」「銀行の営業時間外にしか手続きする時間が取れない」など、お客様ひとりひとりの都合に合わせられない所はデメリットと言えるでしょう。

手形割引業者のメリット・デメリット

 まずデメリットとして、銀行での割引に比べると割引率が高くなる傾向にある事が挙げられます。
 これは、我々が銀行と違って、お客様(割引依頼者)の業績ではなく、振出人(手形の銘柄)によって割引率を判断するからです。
 逆に言えば、お客様の業績が振るわない時や、事業を立ち上げたばかりでも、割引が出来るのが手形割引業者なのです。
 また、手形の即日現金化や、来店のみならず郵送での対応など、お客様ひとりひとりの都合に合わせた対応をさせて頂けるのも、大きなメリットと言えます。
── 結論 ──

銀行は、お客様次第で割引できない場合もあるが、割引率が低い
手形割引業者は、割引率が高くなる可能性があるが、手形の銘柄でのみ割引の可否を判断する



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手形の裏書と不備訂正の仕方

 手形は、割引する際にも、期日が来て取立をする際にも、必ず裏書が必要になります。
 こちらの動画で、正しい裏書の仕方を見てみましょう。